実績10 在宅介護業に注力するため、老人ホーム事業(売上2.5億円・埼玉県)を不動産ごと事業譲渡
売却対象事業
事業内容 | 有料老人ホーム、ショートステイ、デイサービス |
---|---|
地域 | 埼玉県 |
売上規模 | 約250百万円 |
売却理由 | 事業の選択と集中 |
買い手企業
事業内容 | 外食 |
---|---|
売上規模 | 約5,000億円 |
買収目的 | 多角化戦略の一環 |
スキーム | 事業譲渡 |
---|---|
概要 | 売り手企業は、埼玉県内において自社保有する介護施設1拠点おいて介護付き有料老人ホーム、ショートステイ、デイサービスを運営しており、施設内の清潔な環境と丁寧なサービスが評価され、地域密着型の介護施設として高い入居率を維持していた。 しかし、売り手企業のオーナー社長は、施設介護事業は複数拠点展開が可能な資本力がなければ将来的に立ちいかなくなると考え、当該事業及び関連すると土地・建物を売却し、その資金を在宅介護・看護事業に投入することを決断した。 買い手企業は外食業や介護事業等を多角的に展開する上場企業であり、本業である外食事業の他に地方において複数の介護施設や介護事業所を展開していた。 買い手企業は、以前より施設介護事業において首都圏への進出を検討しており、売却対象事業の立地が自社の戦略と合致したことから買収を決定した。 このM&Aの結果、売り手企業は売却資金を在宅介護事業に振り向けることができ、また、買い手企業は未進出エリアへの円滑な進出が可能となった。 |