成約実績

実績16 会社の更なる成長のため、小規模多機能施設運営会社(売上3億円・千葉県)を売却

売却対象事業

事業内容 小規模多機能施設
地域 千葉県
売上規模 約3億円
売却理由 会社の成長発展のため

買い手企業

事業内容 在宅介護、訪問介護、訪問看護等
売上規模 非公表
買収目的 施設介護事業への進出
スキーム 株式譲渡
概要

売り手企業は、千葉県において小規模多機能施設を2施設運営しており、行政からの厚い信頼に基づき地域包括支援センターの運営を受託するなど、地域に根差して良質な介護サービスを提供する優良企業であった。
しかし、売り手社長は、会社の将来的な安定成長のためには現状の小さい組織では限界があるとかねてから感じており、より大きな介護グループに入ることが必要である考え、会社の売却を決断した。

買い手企業は、千葉県内で訪問介護・訪問看護等の複数の在宅介護事業を営む成長著しい中堅介護グループであり、業容拡大のために施設介護事業への進出を検討していた。
また、売り手企業が施設を展開する地域は、もともと買い手が既存の在宅介護事業での進出を検討していたエリアであったため、M&Aにより既存事業の展開地域の拡大というシナジーも見込まれたことから、当初提案時より本件に強い興味を示した。

売り手企業の長年の介護サービス提供実績と良好な財務内容が評価され、同社の買収には2社の介護企業が興味を示したが、トップ面談の結果、よりよい条件を迅速に提示した買い手企業が独占交渉権を獲得した。
基本合意後は、大きな問題もなく円滑に手続きが進み、打診開始より5カ月で譲渡が成立した。

当該M&Aにより、買い手は念願であった小規模多機能施設事業への進出を果たすことができ、また、既存の在宅介護事業において新地域へ進出するための橋頭保を獲得することができた。
また、売り手社長は、十分な対価を得ると共に、成長著しい中堅介護グループへの傘下入りを実現し、自身の創業した会社の将来の安定成長に道筋をつけることができた。

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