老人ホーム入居者紹介会社（東京）｜在宅介護・施設介護のM&A成約実績

売却対象会社は、首都圏において老人ホーム等の介護施設に入居希望者を紹介するサービスを提供していた。同社は、大手介護企業から地場の介護事業者に至るまで広範な取引先を有しており、業界内で高い知名度を誇っていた。
業績は順調ではあったが、売主は会社の将来的な発展を考慮し売却を決断した。

対象会社の優良な業績と今後の潜在的成長性から、医療・介護業界の事業者やファンド等幅広い買い手から数多くの引き合いがあり、最終的に最も良い評価額を提示し、また最もシナジーが見込める買い手を最終候補先に選定した。

デューディリジェンスの進行中に、新型コロナウイルス感染拡大に関わる緊急事態宣言が発令され、事業への影響やM&Aプロセスの遅延が心配されたが、概ね予定通りのスケジュールで進み、打診開始より半年足らずの短期間で無事成約に至った。

当該M&Aにより、売り手は安定性のある企業に対象会社の成長を託すことができ、かつ相応の創業者利益を獲得することができた。買手企業は、本業に高いシナジーが見込まれる事業を獲得することで、グループ全体の成長を加速させることができた。